キッズのみんな、コーディングはクールだよ。だって、Facebook最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏からNBA(全米プロバスケットボール協会)のChris Bosh選手まで、大勢の有名人が君たちにコードを書いてもらいたがっているんだからね。
スターたちが自身の影響力を利用して注目を集めようとしているのは、新しい非営利財団Code.orgだ。Code.orgでは、学校におけるコンピュータプログラミング教育の奨励や、オンラインにあるコーディングツールへの誘導を行っている。
Zuckerberg氏とBosh選手は、ヒップホップのwill.i.am氏やMicrosoftの伝説的創業者であるBill Gates氏、Twitterを作ったJack Dorsey氏らとともに、学生たちとその指導教員らがコーディングに関心を持つよう作られた新しいYouTube動画に参加している。動画を監督したのは、「不都合な真実」や「スーパーマンを待ちながら」など評価の高いドキュメンタリー映画で製作を担当した、映画プロデューサーのLesley Chilcott氏だ。
動画では「コード書きの天才である必要はない」というテーマが繰り返される。そして、コードの書き方を学ぶと、Bosh選手のようなヒーローになったり、Facebookで無料の食事ができるようになったりするという。この面々の中では最も知名度が低いかもしれないDropbox共同創業者のDrew Houston氏による次の言葉が、テーマを最もうまく表現している。「(コーディングは)私たちが持つ、スーパーパワーに最も近いものだ」
Hadi Partovi氏とAli Partovi氏の起業家兄弟が設立したCode.orgは、すべての学生にコーディングの機会が与えられるべきだというビジョンを中心に運営されている。Code.orgの顧問には、Marc Andreessen氏、Ron Conway氏、Jack Dorsey氏、Max Levchin氏、Drew Houston氏といった著名人が名を連ねている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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