報道によると、Googleは流行の先端を行く新興メガネ通販企業に、ネットワークにつながるメガネ「Google Glass」のフレームのデザインに協力するよう求めたという。
2人の情報筋が匿名で、Googleはデザインの外部委託を検討しているとThe New York Timesに語った。
The New York Timesによると、Googleはメガネのオンライン通販を手がけるWarby Parkerに対し、Google Glassのフレームの開発への協力を求めているという。Warby Parkerのフレームは、ビートジェネレーションを代表する作家Jack Karouac氏に触発されたものらしく、ニューヨーク市長のMichael Bloomberg氏やニュースキャスターのKatie Couric氏が愛用している。
興味深いことに、Warby Parkerが一躍有名になったのは企業の社会的責任(CSR)という微妙な分野であり、「Do Good(良いことをしよう)」という同社のモットーは、Googleの「Don't be evil(邪悪になるな)」に酷似している。Warby Parkerは年次報告で、「Do Good」を社会的起業家精神の促進やジュニアスポーツクラブの後援、カーボンニュートラルなメガネの製造と定義している。
Warby Parkerは、流行の先端を行きながらも手頃な価格のメガネを製造し、処方箋なしで購入できるメガネを95ドルから販売している。1500ドルもするGoogle Glassとはまったく対照的だ。
デザインに関する提携が報じられる中で、Googleは「Google Glass Explorer Edition」を手に入れる機会を米国民に提供するコンテストを開催した。コンテストで入賞しても、これまで開発者にしか提供されていないGoogle Glass Explorer Editionを手に入れるには1500ドルと税金を支払う必要がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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