Microsoftは2月のセキュリティ更新で、通常より多くのバグ修正を行う予定だ。
米国時間2月12日に公開される月例パッチでは、12件のアップデートを通じて、57件のセキュリティ脆弱性に対処する。
バグの影響を受けるプログラムは、「Windows」「Internet Explorer(IE)」「Windows Server」「Microsoft Exchange」「.Net Framework」など多岐にわたる。
パッチ12件のうち5件は深刻度が「緊急」となっており、保護されていないPC上で悪意のあるコードを実行されてしまうおそれのあるセキュリティホールを修正するものだ。深刻度が「緊急」のパッチのうち2件は「IE 6」から「IE 10」まですべてのバージョンのIEを対象としている。これはつまり、「Windows 8」や「Windows RT」を含め、IEがインストールされた既存のバージョンすべてのWindowsが危険にさらされているということだ。
深刻度が「緊急」の第3のパッチは、「Windows XP」「Windows Vista」「Windows Server 2003」「Windows Server 2008」が対象で、第4のパッチはMicrosoft Exchangeだけに適用される。深刻度が「緊急」の第5のパッチはWindows XPだけに影響を及ぼす。
いつもの通り、Windows Updateの自動更新を有効にしていれば、深刻度が「緊急」のパッチは自動でインストールされる。
残りのパッチ7件は深刻度が「重要」となっており、手動でインストールしなければならない。Microsoftは、深刻度が「重要」のパッチもWindows搭載コンピュータを危険から守ることができるため、インストールするよう推奨している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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