この件で、歌手のビヨンセさんを責めてはいけない。
ニューオーリンズの電力会社Entergyは米国時間2月8日、Super Bowlで発生した停電の原因について、継電装置の問題によるものであり、多くの人々がジョークにしているような、ビヨンセさんのせいではないと発表した。
この継電装置は、スイッチギアとSuperdomeの間をつなぐケーブルに障害が発生した場合に備え、同スタジアムの機器を保護するために特別に設置された。しかし、New Orleans BowlやSugar Bowlといったイベントでは問題なく機能していた同装置が「動作して、開放してはならないときにスイッチを開放する信号を送ってしまった」のだという。このため、部分停電が引き起こされた。
Entergyは、既にこの装置を取り外し、新たな交換用装置を評価中であると述べた。
ニューオーリンズのSuperdomeで発生した停電により、3日に開催されたSuper Bowlは後半開始早々、試合が約34分間中断した。この停電の原因についてさまざまな説が浮上したが、その中には、ビヨンセさんのハーフタイムショーが同スタジアムのシステムに負荷をかけ過ぎたため、とする冗談めいた憶測が含まれていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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