Appleの128Gバイト版「iPad Retinaディスプレイモデル」が売り出された。
Appleが米国時間1月29日に発表したばかりの、記憶容量を増やしたiPadだ。同社が2012年に発売した第4世代とほぼ同じで、例外は記憶容量がこれまでの最大だった64Gバイトから倍増している点だ。128Gバイト版の価格はWi-Fiモデルが799ドル(日本では6万6800円)で、携帯電話ネットワークに対応するモデルを求める人は、929ドルを出す必要がある。
この記事を書いている時点で、Wi-Fiのみのモデルは出荷予定が1~3営業日になっている。興味深いのは、AT&Tのネットワークに対応するバージョンも、出荷予定が1~3営業日になっている点だ。SprintとVerizonのバージョンは3~5営業日待つことになる。
Macの本格的なノートブックよりほんの少し安いだけという、この128GバイトiPadの価格については、いろいろと言われてきた。ただし、Appleにとっては、このストレージ増量は収益性を高める仕組みになる。IHSのアナリストAndrew Rassweiler氏は先週、米CNETへの電子メールで、AppleがiPadの記憶容量増量分に払うコストは1Gバイトあたり55セントになると述べた。したがって、iPadの記憶容量を64Gバイト追加することは、同社にとって35.20ドルのコスト増になる。一方で販売価格を比較すると、128Gバイト版のiPadは、64Gバイト版よりも100ドル高くなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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