Hewlett-Packard(HP)は、同社初のGoogle Chromebookである「HP Pavilion 14 Chromebook」を発表した。価格は330ドル。
これでHPも、サムスンやAcerといったChromebookメーカーの仲間入りを果たした。Lenovoも、教育機関向けの「ThinkPad Chromebook」の提供を2013年1月に発表しており、まもなくこれに加わる予定。
HPのPavilion 14は、米国時間2月4日から米国内で発売される。しかし、330ドルという価格は、250ドルで販売されているサムスンの最新Chromebookや、わずか199ドルの「Acer C7」よりも高い。
Pavilion 14には、1.1GHzのIntel製「Celeron」プロセッサ、2GバイトのRAM、グラフィックス機能が搭載されている。
同HP Chromebookのディスプレイは14インチで、Chromebookとしてはこれまでで最大のサイズとなっている。Chromebookの画面サイズはこれまで、11〜12インチだった。Pavilion 14のディスプレイの解像度は1366×768で、こちらはSamsung ChromebookやAcer C7 Chromebookと同じである。
しかし、価格の低いAcer C7には320Gバイトのハードディスクストレージが搭載されているにもかかわらず、HP Chromebookには16GバイトのSSDしか提供されておらず、HP Chromebookのユーザーは、購入してから2年間使用可能な100Gバイトの「Google Drive」ストレージに頼る必要がある。
Pavilion 14は、HDMI出力、USB 2.0端子3本、イーサネット端子、SDカードリーダーを装備し、接続オプションは競合製品よりも多い。
Pavilion 14には取り外し可能なバッテリが搭載されており、バッテリ持続時間は4時間15分であるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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