喫煙者を取り巻く環境は日々厳しさを増している。たばこの価格は上がり続け、最近では喫煙可能な場所を見つけるのもひと苦労。「こんな切ない思いをするくらいなら、いっそのこと禁煙にチャレンジしてみるのも1つの選択肢かもしれない」――そんな思いが頭をよぎった人の力になってくれるのが「たばこ禁止宣言」だ。
炎の背景に赤字で書かれた“たばこ禁止宣言”の文字が印象的なこのアプリ。まずは禁煙開始年月日と1日のタバコ量(箱数)、1箱あたりの本数、1箱の価格を入力して「禁煙宣言」ボタンを押す。すると丁寧に「禁煙することを誓います♪」という確認画面が開くので、思い切って「宣言する」ボタンをタップしよう。
必要な設定はこれだけ。あとはアプリが自動的に禁煙宣言日からの「我慢できた日数」「我慢できた本数」「これまでに節約できたお金」「これから節約できるお金」を表示してくれる。たとえば1日1.5箱(410円)のたばこを吸っていた人が1カ月禁煙すると、「我慢できた本数」は930本、「これまで節約できたお金」は1万9065円となる。このように実際に数字で成果を実感できれば、やる気も継続するだろう。
さらに「これから節約できるお金」の項目では、10年、20年、30年節約した場合の金額も教えてくれる。たとえば、1カ月の節約金額が1万9065円の人は、10年で224万4750円、20年で448万9500円、30年で673万4250円節約できることになる。これだけの余剰金があれば、ほしいものも買えるし、旅行などにも行けるはずだ。
またアプリ内では、喫煙がおよぼす悪影響を13項目で紹介している。たとえば「灰皿を探す時間が無駄ではないですか?」「服が臭くなりませんか?」「自宅の火災が怖くはないですか?」など、つい納得してしまう問いかけ内容となっており、心が折れそうな時に見直すといいだろう。
禁煙したら体重が増えてしまうのではないかと懸念する人のために、体重管理ツールも用意されている。日々の体重を入力することで、体重の増減を折れ線グラフで確認することが可能だ。
禁煙することによるメリットを“お金の節約”という非常にシンプルでわかりやすい指標で表してくれるこのアプリ。まずは騙されたと思って「たばこ禁止宣言」してみよう。
>>「たばこ禁止宣言」のダウンロードはこちらから
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