いまやオフィスワークには必須ともいえるExcel操作。単純な入力作業からデータの整理・分析、資料作成にいたるまで用途は幅広い。とはいえ、Excelに搭載されている豊富な機能をすべて使いこなすのは至難の業。数時間かけて仕上げた作業が、実はひとつ数式を知っていれば一瞬で終わっていた、などという苦い経験をした人もいるはずだ。
完璧に使いこなすとまではいかなくても、ちょっとした知識があるとExcelの作業効率は大幅に向上する。Excel作業をサクサク進めて残業とおさらばしたい人にぴったりなアプリが「仕事で役立つエクセルの技」だ。
このアプリでは“仕事に役立つ”ことにフォーカスしたExcelの使い方を100種類以上紹介している。たとえば「非表示のデータを除いてコピーする」「ブック内の複数のシートを並べて表示する」「数式エラーの問題箇所を特定する」など、意外と知らなかった使い方が満載だ。
目次が「データ入力の技」「グラフと図形の技」「印刷関係の技」など種類別に設定されているため、知りたいジャンルを選んで学べるほか、キーワードを入力して検索することも可能だ。それぞれの技はExcelの画面コピーとともに一手順ごとに詳細な説明がついているので、迷うことなく実践できる。
このアプリに収録されている技を2つほど具体的に紹介しよう。まず「ボタン1つでグラフを作成する」技は、対象のデータセルを選択して「F11」キーを押すだけで基本のグラフが作成されるというもの。一度好みのグラフの種類を選択して「標準グラフに設定」ボタンを押しておけば、次回からは「F11」キーを押すだけで、設定した種類のグラフが作成されるようになる。
続いて紹介するのは「ファイルを開かずに中身を確認する」技。まずプロパティからプレビュー図を保存しておく。これで、画像などと同様に一覧画面で各ファイルのプレビュー図が表示されるようになるので、わざわざExcelファイルを開かなくてもファイルの中身が確認できるのだ。Excelファイルが大量にあり、ファイル名だけではどこに何が入っていのるか分からなくなってしまった場合などに役立つだろう。
このように、1つ1つは決して大技ではないが、知っていると確実に作業効率が上がるExcelの使い方が多数収録されている。通勤時間や待ち時間などにコツコツ学んで、さくっとExcel作業を終わらせてしまおう。
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