これは万人向けのものとは言えないだろうが、一部の人々は場所を確保してでもこういった機器を入手したいと考えるかもしれない。Intelの低電力(ULV)版「Core i3」チップを搭載したモデルの999ドルという価格は、購入を思いとどまらせるものとはならないうえ、画面は27インチと大きく、さらにはすべての入力アクセサリまでもが付属してくる。本体の厚みは1.1インチ(約2.8cm)であり、薄さが際立つデザインとなっているのも魅力的だ。ただ、17.8ポンド(約8.1kg)という重量にはさほど魅力を感じない。
Lenovoは、Horizonをより一般的なパフォーマンス重視のデスクトップPCとして使用したい人々に向けて、NVIDIAの「GeForce GT 620」を搭載し、SSD搭載オプションを用意したULV版の「Core i5」モデルと「Core i7」モデルを従来モデルと同等の価格帯で提供すると発表している。
Horizonが2013年の初夏に発売される頃には、こういった機器を販売しているベンダーが他にも出てきているだろうとLenovoは予想している。あなたは、マルチユーザーPCエクスペリエンスというものに疑いを抱いているかもしれない。しかし、この手の機器がさらに多く市場に出回るようになり、何らかの理由により購入を決断した暁には大いに楽しめるはずだというのが、Horizonを短時間使った経験のある筆者の考えだ。その時には、コーヒーテーブルを新調したいと思うかもしれない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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