Googleは、地球全体の地図化という取り組みにおいて、常に課題に直面している。その内容は、ドイツでのプライバシー侵害訴訟から水中をマッピングする上での技術的困難にまで及ぶ。これらの懸念リストに、もう1件項目を加えるべきかもしれない。同社は、ボツワナで1頭のロバを殺したと疑われている。
ボツワナのクウェネン地区に「Street View」撮影車が通った後に1頭のロバが横たわっているように見えるStreet View画像があるとして、Googleに一般の人々や報道機関から苦情が寄せられており、この件で同社は最近、対応を始めたようだ。
Googleはブログ投稿で、「360度の画像をつなぎ合わせる手法が原因で、一部の人々には当社の車両が不適切なひき逃げに関与し、いたいけな動物を路上に置き去りにしたように見えた」と述べている。
Googleによると、実際には撮影車が通り過ぎる際にロバは横によけており、横たわっていたのは「砂浴び」の一部である可能性が高いという。
「Google Maps」担当グループプロダクトマネージャーであるKei Kawai氏は同ブログ投稿で、「このロバが生きており元気であることを確認できてうれしく思う」と述べ、ロバの元気そうな様子を示す写真も掲載した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果