「Windows Phone」ユーザーが「Google Maps」にアクセスできなくなっていた問題で、Googleはブロックを解除することを明らかにした。これはユーザーエクスペリエンスの向上を目的とした動きで、競合製品を意図的に排除したわけではないと、同社は述べている。
多くのニュース媒体は、このたびのブロックはモバイル版「Internet Explorer」(IE)の機能の乏しさではなく、Googleの振る舞いの問題だと示唆してきた。皮肉なことに、Googleの行動はMicrosoftの過去の振る舞いに似てきている。
Googleは米国時間1月5日、声明でThe Next Webに次のように述べている。
われわれは定期的にGoogle Mapsとモバイルブラウザの互換性をテストし、対象ユーザーに最高のエクスペリエンスを届けられるように確実を期している。
直近のテストでは、モバイル版IEはパンやズーム、基本的な地図機能が利用できず、良い地図エクスペリエンスが相変わらず提供されていなかった。そのため、モバイルIEの利用者を、少なくともローカル検索ができるGoogle.comに引き続きリダイレクトすることに決めた。モバイル版Firefoxブラウザのユーザーエクスペリエンスは、これよりいくぶん良かったので、対象ユーザーをリダイレクトしていない。
モバイル版IEやGoogle Mapsの先ごろの改善によって今は利用性が向上しており、われわれはリダイレクトをなくす作業をしている。ユーザーにできるだけ良いエクスペリエンスを提供できるよう、われわれはGoogle Mapsとほかのモバイルブラウザとの互換性をテストし続けるつもりだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「1→10」の事業化を支援する
イノベーション共創拠点の取り組みとは
イノベーションの「種」から社会実装へ--
社会課題の解決に挑む各社の挑戦
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
すべての業務を革新する
NPUを搭載したレノボAIパソコンの実力