本物のペンと紙のように扱えるノートアプリ「Note Anytime」

 Note Anytimeは、7notesを提供しているMetaMojiからリリースされた高機能なノートアプリで、iPhoneとiPadの両方に対応している。非常に滑らかな線で文字や絵を書くことができ、表示を拡大/縮小しても線が劣化することはない。また、書いた線を簡単にコピーや移動することができる。テキスト入力、写真の挿入、SNSへの投稿、JPEGおよびPDFへの書き出しなど、豊富な機能を備えており、本物のペンと紙のように自由に使える。

  • ペンの設定画面を表示。ボタンに割り当てるペンの種類や色を設定できる。インク色は、矢印方向にスライドさせると、オプションのインクが表示される。

 アプリ自体は無料で使えるが、多彩なアドオンやオプションを有料で購入できるので、必要に応じて、ノートの種類やインクの色などを購入して増やすといいだろう。デジタルキャビネットを利用すれば、無償で2Gバイトまでのファイルをクラウド上に保存することができる。デジタルキャビネットに登録しなくても、Note Anytimeを使用することはできるが、データの保存のために登録しておくと安心だ。

 ノートはフォルダで分類して管理できる。「ルート」または任意のフォルダを選択した状態で、「新規ノート作成」をタップして、新しいノートを作成する。ペンの種類、消しゴム、テキスト入力を選択するには、画面上にあるペンのアイコンをタップする。これは、フローティングツールバーとなっており、画面上の任意の位置に移動できる。ペンの種類のアイコンを長押しすると、ペンの色や線の太さなどを設定できる「ペン設定」ウィンドウが表示される。インクの色は、基本の24色が無料で使えるようになっており、パステルカラーやグレイッシュカラーなどは有料となる。カリグラフィーペン用には、グラデーションカラーも用意されている。これらのインクは、「お試しモード」で試し書きができる。

  • フォルダ一覧。フォルダに振り分けられていないノートは、ルートに表示される。

 画像やイラストをノートに読み込んで、表情豊かなノートの作成が可能だ。「ライブラリ」には、「ベーシックアイテム」として簡単なイラストが用意されているほか、ストアから無料または有料で、追加アイテムをダウンロードできる。写真は、その場で撮影するか、ライブラリから選択して配置可能。さらに、アプリ内ブラウザを利用して、ウェブページのキャプチャを挿入することも簡単だ。

 作成したノートは、さまざまな方法でエクスポートすることができる。ビジネスでは、JPEG形式やPDF形式にしてエクスポートするのが最も便利な使い方だろう。Twitter、Facebook、Tumblrに送って、友人や不特定多数の人にノートを見せることも可能だ。

  • 画面右下の手のアイコンから、画面に手を置いて書けるようにパームレストを引き出せる。

  • 投げ縄ツールを使うと、テキストユニットや絵を簡単に編集できる。

  • 画面右上、右から3番目のアイコンをタップすると、さまざまな形式でノートをエクスポートできる。

  • 画面右上、右から2番目のアイコンをタップすると、ノートの書式を変更できる。好みのテキスト書式ですぐに入力できるように「テキストユニットの初期値」で設定を変更しておくと便利だ。

  • システムオプションでは、ナビゲーションバーの挙動や、ペンの設定画面を表示するまでの時間などを変更できる。

  • ライブラリから追加アイテムをダウンロードしよう。無料でダウンロードできるアイテムたくさんある。

>>Note Anytimeのダウンロードはこちらから

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