Nokiaの「Windows RT」搭載タブレットが、2013年初頭に登場する予定だとThe Vergeが報じている。The Vergeによると、うわさの同端末の詳細は次の通りだ。
同タブレットには、特殊なキーボードカバーが付属する予定で、このキーボードカバーには独自のバッテリが搭載されており、補助電源で動作可能となっているという。また同報道によれば、キーボードカバーにはタブレット用のキックスタンドも付属しているという。同タブレットには、HDMIおよびUSBポートがあり、セルラー接続に対応し、「Microsoft Surface」のような10.1インチディスプレイが搭載される。AT&Tが同端末を販売する最初の通信事業者パートナーになる見込みと報じられている。
米CNETはNokiaにコメントを求めているが、本稿執筆時点で回答は得られていない。AT&Tはコメントを控えている。
タブレットは、Nokiaにとって重大な事業拡大を意味する。同社は、副次的なプロジェクトの多くを縮小して、中核となるスマートフォン事業と「Windows Phone」搭載の「Lumia」製品ラインの開発に重点的に取り組んできた。事業再建に取り組む中、同事業におけるNokiaの市場シェアは減少傾向にある。
消費者による「Windows」搭載タブレットの検討を促すために、Nokiaがどのような製品を投入できるかは明らかではない。多くの消費者の関心はこれまでのところ、Appleの「iPad」か、AmazonとGoogleが提供する一連の低価格の「Android」タブレットに寄せられている。
Nokiaは手始めに少数のタブレットを開発しており、製品を2013年2月下旬に開催されるMobile World Congressで発表する可能性があると報じられている。2012年11月にはNokiaのある幹部が、「Windows 8」を搭載するタブレットに取り組んでいることを明らかにしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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