2012年も魅力的な製品が発売されると、米CNETの姉妹サイトTechRepublicではいち早く入手してバラバラに分解してきた。外観だけでは分からないガジェットの秘密が時に発見できる分解ネタはCNET Japanでも人気のコンテンツ。この記事では、2012年に人気の高かった分解レポートをご紹介する。
Appleの「iPad mini」は、「iPad」の最も良いところが「集まった形」かもしれない。しかし、それは最も良くないところが集まったものとも言える。サイズは小さく、液晶ディスプレイはひどく壊れやすい。さらに、ねじが非常に小さいため、iPad miniの実際の分解作業は大型版のiPadよりも難しくなっていた。
Appleの「iPhone 5」の全体的な形状は「iPhone 4」および「iPhone 4S」と同じだが、iPhone 5には多くのハードウェアアップデートが施されているほか、ケース(筐体)も再設計されている。これらの変更点のおかげでiPhone 5は薄く、軽くなり、性能も強化されている。
2012年版の「MacBook Air」の外見は、2011年版とほとんど同じに見える。しかしその内部はどうだろうか。
2012年版「MacBook Air」の11インチモデルの外観は、2011年版と同じに見える。だが、その内部はどうなのだろうか。
「Retina Display」を搭載するAppleの「MacBook Pro」は強力なノートブックで、おそらくこれまでで最も持ち運びやすいMacBook Proだ。しかし、この「分解」ギャラリーを見ると分かるように、このMacBook Proはアップグレードがほぼ不可能で、分解するにも非常に骨が折れる。
Amazonの「Kindle Fire HD」は、初代「Kindle Fire」と同じように、Amazonのヘビーユーザーと、「Amazon Prime」会員のために設計されている。7インチモデルは分解が簡単で、内部ハードウェアのレイアウトは完全に新しくなっている。
Googleの「Nexus 7」タブレットは目に見える部分だけでも、好ましい点がたくさんある。見栄えの良い7インチディスプレイと「Jelly Bean」(「Android 4.1」)を搭載し、200ドルの値札を誇らしげに掲げている。だが、分解ギャラリーを見れば分かるように、内側にも素晴らしい点が数多くある。
2011年にサムスンの「GALAXY Tab 10.1」を分解したとき筆者は、壊れやすそうな感じがすることと、背面カバーに分解防止用のねじを使っていることを批判した。ありがたいことに、サムスンはこの両方の問題に10インチの「GALAXY Note」で対応している。
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