米Yahooは米国時間12月12日、同社の有力製品の大きな刷新をまたしても実施した。今回のターゲットはFlickrだ。ウェブ版と「iOS」版の両方で、同社の開発者の手により多くの改良が行われている。
デスクトップ版ではナビゲーションバーが刷新される。新しいバーは、この写真共有サイト内の検索の高速化と検索精度の向上を目的として設計されたものだ。
第2に、Flickrチームは新しい「Explore」ページを追加した。これは視覚を重視したレイアウトで「Flickrにアップロードされた中でも最高クラスに素晴らしく美しい画像の数々」を広めるものだという。
モバイルはというと、Facebook傘下のInstagramに追いつこうと取り組んでいるのは、Twitterだけではないようだ。
「iPhone」および「iPod touch」向けのiOSアプリでは、複数の新たな高解像度フィルタを盛り込んだ写真エディタが加わった。加工済の写真は、Flickrに加え、foursquareにもすぐにアップロードできる。
アップデート版のiOSアプリは既に「iTunes」で無料で入手できる。デスクトップのブラウザ版の変更は、数日をかけてすべてのFlickrユーザーに提供される。
今回のFlickrの刷新は、先ごろ米Yahooの最高経営責任者(CEO)に就任したMarissa Mayer氏の主導による主力製品へのてこ入れがさらに進んだことを意味している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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