ヤフーは12月12日、サイバーエージェントの子会社で、FX(外国為替証拠金取引)サービスを展開するサイバーエージェントFXの全株式を取得することを発表した。買収金額は210億円。この買収を機に、今後は金融事業に本格参入する。
ヤフーではこれまで決済サービス「Yahoo!ウォレット」を提供してきたが、今後は決済・金融事業をさらなる成長に向けた新たな事業の柱にしたいと考えていることから、サイバーエージェントFXを買収したと説明。
同社を子会社化することで、FX事業へのスムーズな参入が可能になるほか、サイバーエージェントFXの提供するFXトレードツールアプリ「iPhone Cymo」などによって、ヤフーのスマートフォンユーザーをさらに拡大できるとしている。
今後は、有料サービス「Yahoo!プレミアム」会員向けの特典として、投資商品の案内などを追加するほか、取引の度にYahoo!ポイントが貯まる取り組みなども実施する予定。また、Yahoo! JAPANの集客力を生かしてサイバーエージェントFXの利用者のさらなる増加につなげていくとしている。
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