友好的だったときも、そうでないときもあった--グーグルCEOが語った故ジョブズ氏との関係

Don Reisinger (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年12月12日 10時57分
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 Googleの最高経営責任者(CEO)であるLarry Page氏はインタビューで、Apple共同創設者の故Steve Jobs氏との関係が友好的だったこともあれば、そうでないこともあったと話した。

 Page氏は米国時間12月11日に掲載されたFortune誌のインタビューで、同氏とJobs氏の関係は「時に」友好的だったと述べた。同氏とJobs氏の関係がそれほど友好的でなかったときのことについては、詳述しなかった。しかし、「Android」がそれに関係していた可能性があることをPage氏はそれとなく示している。


Googleの最高経営責任者(CEO)Larry Page氏
提供:Google

 Walter Isaacson氏が執筆したJobs氏の伝記本の中で、Jobs氏はGoogleがAndroid OSに関してAppleのアイデアを盗用したと考えており、そのことをめぐって「熱核戦争」を仕掛けることもいとわない、と述べていた。それを受けたPage氏は2012年、その激しい怒りは必ずしも心からのものではなかったと考えており、Jobs氏は部下たちを奮い立たせるためにそれを利用した、と述べた。

 当時はPage氏とJobs氏の間に怒りの感情は全くなかった、とPage氏が言っているように思われた。しかし、Page氏がFortune誌に述べたところによると、Jobs氏のコメントは体面を保つためのものだったかもしれないが、それは「1つの側面」に過ぎなかった、とPage氏は考えているという。

 Page氏は、Jobs氏に対する感情を詳しく述べることは避けつつも、「私はそのような方法で自分の会社を奮い立たせることを好まない。なぜなら、他社を見るということは、他社が今何をしているのかに注目することであり、そんなことをしていたら、他社の2、3歩先を行く状態を維持できない、と私は考えるからだ」と述べた。

 Page氏はほかの話題に移り、Appleを中心に話を進めた。そして、AppleはGoogleのライバルだが、両社はかなり頻繁に話し合いをしている、と述べた。

 「例えば、弊社は検索に関してAppleと重要な関係を結んでおり、同社と話し合いをする」(Page氏)

 インタビューの中で、多くの話題に対する自分の感情を明かさなかったPage氏は、以下のことも話した。

  • Page氏は、製品グループを中心にGoogleの組織再編を行った自身の決断に「非常に満足」している。狙いは、Googleの各事業を合理化し、特定の製品をより迅速に市場に投入することだ。
  • モバイルが広告分野における次のフロンティアだとの関心に対して、Page氏は、Googleが「モバイル広告および収益化に関して移行と革新を実行できる立場」にいる唯一の企業だと考えている、と述べた。
  • Page氏は、インターネットの「孤立したアプローチ」が企業同士の協力関係を減退させ、ユーザーの不利益になると、苦言を呈した。
  • Googleが2012年に買収を完了したMotorolaから「Nexus」端末が未だに出ない理由を問われ、Page氏はGoogleが「(Motorola)を所有するようになってからまだ日が浅い」と回答した。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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