写真で見る火星の地表--土壌サンプル採集を開始した探査機「Curiosity」 - 5/7

James Martin (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年12月15日 07時30分
 NASAの火星探査機Curiosityに搭載されたMars Hand Lens Imager(MAHLI)は、Rocknest Wind Drift内の砂の近接写真を撮影し、同探査機が10~11月にスコップですくってふるいにかけた後にChemistry and Mineralogy ExperimentとSample Analysis at Marsに送った物質の特質を記録した。

 この写真に写っているのは、Rocknest Wind Driftの一部分で観察された、さまざまな粒の粗い砂の一部である。これを見ると、半透明の粒子と灰色および白色の砂、さらにガラス状の青灰色の球体2つと、ガラス状の楕円体1つがあることが分かる。球形および楕円形の粒子は、火山の爆発的噴火、または衝突火口を発生させる出来事が起こった際、溶解した小滴が火星地表で冷やされて生成されたガラスからできた可能性が高い。同様の粒子は、地球の衝突火口や月の爆発性の火山でも見られる。大きい方のガラス状の球体の直径は0.026インチ(約0.66mm)だ。
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 NASAの火星探査機Curiosityに搭載されたMars Hand Lens Imager(MAHLI)は、Rocknest Wind Drift内の砂の近接写真を撮影し、同探査機が10~11月にスコップですくってふるいにかけた後にChemistry and Mineralogy ExperimentとSample Analysis at Marsに送った物質の特質を記録した。

 この写真に写っているのは、Rocknest Wind Driftの一部分で観察された、さまざまな粒の粗い砂の一部である。これを見ると、半透明の粒子と灰色および白色の砂、さらにガラス状の青灰色の球体2つと、ガラス状の楕円体1つがあることが分かる。球形および楕円形の粒子は、火山の爆発的噴火、または衝突火口を発生させる出来事が起こった際、溶解した小滴が火星地表で冷やされて生成されたガラスからできた可能性が高い。同様の粒子は、地球の衝突火口や月の爆発性の火山でも見られる。大きい方のガラス状の球体の直径は0.026インチ(約0.66mm)だ。

提供: NASA/JPL-Caltech/MSSS

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