Googleは米国時間12月4日、「iPhone」と「iPad」向けの「Gmail」アプリケーションを刷新した。動きが高速で滑らかになり、多数の新機能が追加されているという。同社は次のように述べている。
「アプリケーションのバージョン2.0では、まったく新しいルックアンドフィールとともに、メッセージ内のプロフィール写真、多数の新しいアニメーション、メッセージリストにおける無限スクロールといった一連の改良が加えられている」
アップデートされたアプリケーションにはさらに「時間節約につながる新機能が多数」提供されているとGoogleは言う。「例えば、検索の入力中にオートコンプリート機能による予測が表示され、貴重な数秒を節約できる(そして入力ミスも減る)。また、同アプリケーションから直接、『Google Calendar』の招待に返信したり、『Google+』投稿に+1やコメントを送信したりすることができる」(Google)
また同アプリケーションは、複数のアカウントをサポートするようになった。「メニューから最大5つのGoogleアカウントでログインし、数回のタップでアカウントを切り替えることができる」(Google)
Googleによると、新バージョンの開発には6カ月を費やしたという。同社は7月に人気のiOS向けGmailクライアントSparrowを買収した際、SparrowのチームにはiOSアプリケーションの改善に取り組んでもらう予定だと述べていた。
同アプリケーションを既にダウンロードしているユーザーは新版にアップデートできないという情報が広く出回っている。米CNETはGoogleにコメントを求めたが、本稿執筆時点で回答は得られていない。問題が修正されるまでは、電話やタブレットから同アプリケーションを削除して、App Storeから新しいコピーをインストールすることができる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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