Googleはコマース製品ポートフォリオを強化するために新興企業の獲得に忙しいようだ。Googleに加わった最も新しい新興企業のBufferBoxは、「配送された荷物が受け取れない問題を解消する」ビジネスを手掛けている。
カナダのオンタリオ州ウォータールーを拠点とするBufferBoxが提供しているのは、顧客宛ての荷物を同社が所有する物理的なロッカーに配送させて、いつでも受け取れるようにしたサービスだ。したがって、BufferBoxでは、このような方法により顧客が配達物を受け取り損ねることがなくなるとしている。
これは、AmazonのLocker Deliveryによく似たサービスのようだ。つまり、Googleはおそらく、この分野で競合したいと考えているのかもしれない。
BufferBoxチームは米国時間11月30日、同社のブログで今回の合併について認めた。BufferBox幹部はそれ以上の具体的な情報を明かしていないが、いくつかのヒントを挙げている。
オンラインショッピングが商品の購入方法に占める比率は、ますます大きくなっており、われわれは、そうしたサービスを次のレベルに進めていく上で役割を果たすことを楽しみにしている。利用者にはこれまでどおりにサービスを提供していけることをうれしく思うとともに、今後もこのサービスを充実させていくことを期待している。
この買収の金銭的な条件は公表されていない。
Googleは最近、複数の新興企業を買収する動きが顕著であり、ショッピングおよびコマース関連製品の構築に注力しているのは明白である。直近では、クーポンマーケティング企業のIncentive Targetingを買収したばかりだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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