Microsoftの次期「Xbox」は、年末商戦に向けて準備を整えつつあるようだ。と言っても、2013年の年末商戦だが。
Bloombergは米国時間11月29日、Microsoftが次期Xboxを2013年の感謝祭とクリスマスに間に合うよう発売することを目指していると、「同社の計画に詳しい関係筋」の話として伝えた。
情報筋の1人によると、Microsoftは2013年6月に開催されるElectronic Entertainment Expo(E3)か、あるいはXboxに特化した別のイベントで次期Xboxを発表する可能性があるという。Bloombergへの情報提供者たちは、機密扱いとなっているMicrosoftのロードマップに基づく情報であることを理由に匿名を希望したと、記事には書かれている。
MicrosoftでXbox担当の広報を務めるDavid Dennis氏は、Bloombergに対しコメントを拒否した。米CNETもMicrosoftに問い合わせたが、本記事執筆時点で回答は得られていない。
Microsoftは次世代のXboxについて詳細を一切明らかにしていない。だが、Xbox Worldをはじめとする各種メディアでは、次期Xboxが「Kinect 2.0」、Blu-rayドライブ、拡張コントローラ、テレビ番組を見たり録画したりするためのオーディオビジュアルポートなど、多くの新機能を搭載すると伝えている。
米国のビデオゲーム市場では、「Xbox 360」が支配的な地位を占めている。
NPD Groupが先ごろ公開したデータによると、すべての家庭用ゲーム機の中でXboxは10月の販売台数が15カ月連続となる首位だったという。11月のXbox 360の販売台数は27万台で、米国で販売されるすべての家庭用ゲーム機のうち56%のシェアを獲得している。
ブラックフライデーの週にはXbox 360の販売台数が75万台に達し、Microsoft自身の予測を上回った。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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