Oakland Tribuneによると、Appleが計画している宇宙船のような外観の新本社ビルの建設は着工が遅れているが、同社は、現在のオフィスに入りきらない従業員を収容するため、近くにあるカリフォルニア州サンタクララに2棟のビルからなる施設の建設を開始したという。
Appleは、クパチーノにある現本社ビル近くのこの建設用地を借りることに同意し、2014年までに入居する計画を立てている。現在建設中のこのオフィスは、広さが約29万6000平方フィート(約2万7500平方メートル)で、6階建てのビル2棟に1200人以上の従業員を収容する予定だ。
Appleはクパチーノにある現本社ビルからかなり離れた場所にオフィス用スペースを借りており、シリコンバレー周辺で従業員を収容するための新たな用地探しに動いてきた。現本社の収容人数は約2800人だが、この地域ではおよそ1万2000人の従業員が働いていることから、同社は、1万4200人まで収容できる新本社ビルを建設する意向を2011年にクパチーノ市に伝えた。
この新しい本社ビルは、設計では巨大なリング状で米国防総省の建物にやや似ており、2016年半ばまでに完成予定となっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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