「iPhone 5」が消費者の支持を得てヒット商品になったのは間違いないが、Appleは需要への対応に苦慮している。ひっかき傷の問題やFoxconn(鴻海精密工業)の従業員によるストライキは、サプライチェーンを大いに妨げた。だが幸いにも、Appleはまさにクリスマスを控えた今、これらの問題を解決したようだ。
Piper JaffrayのアナリストであるGene Munster氏は調査レポートの中で、Apple Storeの100店舗を毎晩チェックしたところ、この10日間で在庫状況に劇的な改善がみられたと報告している。
昨夜(米国時間11月20日夜)のチェックでは、Sprintの端末の在庫を持つApple Storeの店舗は92%に達し、AT&Tでも店舗のうち82%で入手可能、Verizon Wirelessでもこの割合は72%だった。さらに指摘したいのは、この携帯電話をオンラインで注文した場合の待ち時間が、本日(11月21日)時点で2週間後にまで短縮されている点だ。
加えて、今後は状況がさらに改善されていくようだ。
Munster氏は次のように述べている。「今後2週間以内に、顧客はApple Storeでその日のうちにiPhone 5を購入できるようになると、われわれは考えている」
つまり、クリスマス当日の朝、家族や友人のプレゼントを入れる靴下に、ちょうどiPhone 5が入るくらいの空きがあっても、それはサプライチェーンのせいではない、ということだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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