「イノベーションの機会を譲るつもりはない」:S・バルマー氏、新たなハードウェア製品を示唆

Charles Cooper (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年11月16日 08時08分
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 カリフォルニア州サンタクララ発 -- この数カ月間はMicrosoftにとって慌ただしいものだった。重要な2つの製品リリースに加えて、「Windows」責任者が今週、突然退職したばかりである。しかし、同社の最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Ballmer氏にとって、このようなことは日常茶飯事だ。

 Steven Sinofsky氏の退職後、初めて公の場に現れたBallmer氏は、Churchill Clubで行われたテクノロジ業界の状況に関するディスカッションの中で、LinkedInの共同創設者であるReid Hoffman氏からの質問に答えながら、シリコンバレーの聴衆に対して「ビジョンのようなもの」を示した。

 Ballmer氏は、1時間にわたるHoffman氏との議論の冒頭でいきなりSinofsky氏の話題に触れ、Ballmer氏を補佐していた同氏について「どの企業の誰よりも素晴らしい貢献の1つ」を同社に与えたと述べ、「彼の今後の活躍を願っている」と付け加えた。


Hoffman氏(左)からの質問に答えるBallmer氏(右)
提供:Charles Cooper/CNET

 Ballmer氏の世界観によるこのほかの見解は、次の通りだ。

  • パートナーらは、Windowsベースの製品の大部分を構築する予定だが、Microsoftは必要に応じてギャップを埋めるつもりである。Ballmer氏は、「ハードウェアとソフトウェアの間の部分にイノベーションの機会が存在することは非常に明白であり、その部分をMicrosoftがまったく開拓しないわけにはいかない」と語った。さらに同氏は、Microsoftがその「ハードウェアとソフトウェアの境界」に同社がイノベーションをもたらすことのできる機会を見出した場合は、「それを譲るつもりはない」とした。
  • 「Windows 8」は素晴らしいスタートを切った。「Windows 8はとにかく『Windows 7』よりも優れている」と同氏は述べ、この新しいOSの数々の改良点を数え上げた。また、「Windows Phone」については、同社は、消費者から大企業にいたるまでの多数の市場における戦略的な機会を見出しているとBallmer氏は述べたが、具体的なターゲットには触れなかった。
  • Ballmer氏は、AppleとGoogleを数回にわたって軽く攻撃し、「Android」エコシステムは「アプリケーション互換性の観点からはやや野放しの状態にあり、マルウェアの観点からはまったく統制されていない」と述べた。Appleについては、より統制されたエコシステムを提供しているが、「かなり価格が高い」と同氏は述べた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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