グーグル、検索画面を刷新--ナビゲーションバーを画面上部に配置

Donna Tam (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年11月07日 12時24分

 Googleは米国時間11月6日、検索画面のレイアウトを刷新し、展開し始めていることを同社ブログで発表した。この新たなレイアウトでは、今まで検索ページの左側上部に配置されていたナビゲーションツール群が、ページ上部に横並びで配置されるようになっている。

 新レイアウトによって、検索ページはよりすっきりとしたものとなった。ただ、ツール群をページの左側から移動させたと言っても、検索結果の表示領域が広くなったというわけではない。不思議なことに、検索結果によっては広告が一切表示されない場合もある。これはGoogleによるテストの影響が残っているだけなのかもしれないが、Googleは、広告の表示場所に変わりがないことを米CNETに対して述べている。

 「ponies」(ポニー)や「election」(選挙)という単語を検索してみたところ、広告は何も表示されなかった一方、「camera」(カメラ)や「insurance」(保険)という単語を検索すると、Googleによる製品一覧や広告がこれまで通り表示された。

 Googleによると、同社は検索結果のページを「よりシンプルですっきりしたデザイン」にするよう取り組んできており、2011年のタブレットを手始めに、数週間前にはスマートフォン、そして今回はPCへとその対象を広げてきているという。高度な検索機能はデフォルトでは表示されなくなっている。その代わり、「Search tools」ボタンをクリックすると、ドロップダウンメニュー内に表示されるようになっている。

 Google検索のデザイン責任者であるJon Wiley氏はブログへの投稿で「この新たなデザインでは、より余裕のある見た目になっており、ユーザーは、ウェブの検索結果であるか、『Knowledge Graph』といった機能によるものであるかにかかわらず、求めている答えにより集中できるようになっている」と記している。この新デザインはまず米国で提供された後、世界各国で展開される予定である。

 同社はこの新デザインのテストを7月から開始していたものの、すべてのユーザーが目にしていたわけではなかった。

検索画面
提供:Screenshot by Donna Tam/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]