Appleは、欧州の規制当局との取引の交渉をしたと報じられている。これによって、同社は独占禁止法違反の可能性に関する訴訟を避けることができるとともに、AmazonはAppleの「iBookstore」よりも低い価格での販売が可能になる。
Reutersは、欧州連合(EU)の規制当局が、Appleと大手書籍出版社4社による提案を受け入れる方向で準備していると報じている。4社とは、News Corp傘下のHarperCollins、Lagardere SCA傘下のHachette Livre、ドイツ企業Macmillanの親会社であるVerlagsgruppe Georg von Holtzbrinck、米CNETの親会社であるCBS傘下のSimon & Schusterである。
Appleの電子書籍に関連する独占禁止問題が浮上したのは2012年春、米国においてであった。米政府は、Appleと書籍出版社5社が談合して価格を設定し、Amazonに価格引き上げを強要したとして非難した。
今回の報道は、Amazonと消費者にとっては朗報である。Steve Jobs氏のコメントを借りると、Appleが当初、書籍出版社との取引によって価格を引き上げ、Amazonが「iBooks」よりも低い価格で提供できないようにしたことによって、Amazonと消費者はともに裏切られた格好になっていた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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