ストリーミングビデオサービスとDVDレンタルサービスを提供するNetflixの株価が急騰した。これは、「乗っ取り屋」として名を馳せたこともある投資家のCarl Icahn氏が同社株式の10%近くを取得したという情報が、米証券取引委員会(SEC)に提出された書類から明らかになった直後のことである。
SECに提出された書類によると、Icahn氏が実権を握る投資会社Icahn Capital LPと、関連会社がNetflixの株式554万株を取得するとともに、1億6890万ドル分のコールオプションを購入したという。この書類には、Netflixの企業価値は過小評価されているとの見解が記されている。
Icahn氏による投資が明らかになる数日前には、MicrosoftがNetflix買収に興味を示しているという噂が流れていた。米国時間10月26日に確認された、真偽不明のこの噂によると、ワシントン州レドモンドに拠点を置くMicrosoftは、買収に際して1株あたり90ドルを支払う用意があるという。このような噂に関する報道は、Netflixの株価が同日、13%も上昇したことに大きく寄与していると考えられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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