FacebookによるInstagramの買収額は、2012年前半に合意した10億ドルという当初の額ではなく、最終的には7億1500万ドルだったことが、米国時間10月24日に提出された投資に関する四半期報告書で明らかになった。
米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、Facebookは、株式と、この買収のために確保していた現金で5億2100万ドルを支払い、さらに9月の契約締結時にはInstagram社員に対し、1100万株を追加したという。
5億2100万ドルの内訳は、Instagramの社員以外の株主への普通株が約1200万株、現金が3億ドルだ。追加分の1100万株は1億9400万ドルに相当する。
買収額の減少は、Facebookの株価の動きを見守っていた人々にとっては驚くことではない。
当初の10億ドルでの合意においては、3億ドルを現金で支払い、残りは当時1株当たり30.89ドルだった普通株で支払うことになっていた。契約合意直後、Facebookは株式を公開し、同社の株価は下落した。これによって、Instagramの買収額も下がった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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