ニフティ、コムニコ、ライフメディアは10月19日、3社共同で実施した、Facebook利用者の調査の結果を発表した。それによると、1日に1回以上、企業のFacebookページに「いいね!」やコメントをするユーザーは、企業への興味関心が高まる、商品やサービスを利用するなど、心理、行動に変化が表れるという。
1日に1回以上、企業のFacebookページに「いいね!」またはコメントをするユーザーを“ヘビーユーザー”、それ以外を“ライトユーザー”とした場合、お気に入りの企業(ブランド)のFacebookページに対して、「その企業(ブランド)の商品やサービスが欲しく(利用したく)なった」と回答したヘビーユーザーは83.3%、ライトユーザーは65.6%で、その差は17.7%となった。
「家族・友人・知人に教えたくなった」と回答したヘビーユーザーは69.3%、ライトユーザーは44.3%で、25.0%の差であった。「その企業(ブランド)の商品やサービスを利用した」も、ライトユーザーを12.4%上回り、ヘビーユーザーの方が企業に対して、より好意的な印象を持つようになり、心理や行動に変化が表れたという。
Facebook以外のソーシャルメディアでは、Twitterを「よく利用している」が38.4%と、それ以外のサービスよりも親和性が高いと説明。一方、LINEやGoogle+については、60%以上が「登録さえもしていない」と回答し、Facebookの利用との関連性は低いとしている。
調査は9月19~25日、コムニコが提供するプレゼントキャンペーン支援Facebookアプリ「morau(モラウ)」の利用者のうち1082人に対し、ネットによるアンケート調査で実施し、831人の有効回答数を得た。
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