Facebookは米国時間10月23日、ウォール街の予想を若干上回る2012年第3四半期決算を発表し、広告売上の14%は携帯機器からのものだと述べた。
同四半期(9月30日締め)の非GAAPベースの1株あたり利益は12セントで、アナリストの予想を1セント上回った。売り上げは、前年同期比で32%上昇して12億6000万ドルとなり、やはりアナリストの予想をわずかに上回った。
Facebookの株価は2012年5月の新規株式公開(IPO)時についた38ドルの半分となる19ドル前後で取引されてきたが、決算発表当日は若干上昇した。
同社最高経営責任者(CEO)のMark Zuckerberg氏が声明の中で単刀直入に切り出したのは、アナリストの関心事、つまりモバイルに関してだった。
私は、10億人のユーザーが毎月Facebookを利用していることを誇らしく思うのと同様に、今や6億人以上のユーザーが毎月携帯機器を使ってFacebookで情報を共有したりつながったりしていることを本当に喜んでいる。モバイル製品を利用するユーザーはより積極的であり、われわれは新製品を投入しプラットフォームを改善し続けることで、より一層かかわりを進展できると考えている。同時にわれわれは、より力強く価値の高い企業にするため、収益化を製品チームに深く組み込んでいる。
2012年第3四半期の広告売上は10億9000万ドルで、全売上の86%を占めた。Facebookに支払われた他の料金は、ゲーム「Zynga」をプレイしたユーザーからの利用料が大部分で、これが残りの売り上げを占めている。
2012年第3四半期の注目点は以下の通りだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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