Facebookの売上高について予想を引き下げる調査会社は増える一方だが、また1社が売上高予想を下方修正した。
eMarketerは、米国時間8月30日に発表した報告書で、2012年のFacebookの売上高の予想を60億ドル超から約50億ドルに引き下げたと述べている。
eMarketerは2月に、Facebookの総売上高が2012年に60億ドルの大台を超えると予想していたが、同社の2012年第1四半期及び第2四半期の業績が思わしくない内容だったことから、アナリストの見方が変わった。
eMarketerの最新の予想によると、Facebookの売上高は2011年から35.9%増加する見通しだが、Facebookがアドエクスチェンジやモバイル広告ビジネスを立ち上げれば増加率はもっと大きくなるとアナリストは見ている。
広告の売り上げはまだ増加傾向にある(eMarkerterは、2012年の広告による売上高が前年比34.1%増の42億3000万ドルになると予想している)が、2011年ほどの伸びではない。だが、決済サービスその他の売り上げが急増しており、2012年には広告以外のサービスの売上高が前年比45.6%増の8億1100万ドルになるとeMarketerは予想している。
成長の鈍化はFacebook株価の低迷につながっている。Facebook株の30日の終値は1株あたり19.09ドルで、株式公開時のほぼ半額だった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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