では、実際に使用してみる。一般的にランニング時に使用する人が多いと思うが、使用してみたのは、草野球。サッカーほど人と交錯もしないので、邪魔にもならない。シリコン製のイヤーピースは思った以上にフィット。独自のイヤーチップである特殊な形をした「StayHear」チップのおかげと言える。イヤーチップは大中小の3つがあり、耳のサイズによって、付け替えられる。
装着した印象はカナル型程耳に押しこむ感じがしないので、密閉性はそこまでない。音量もさほど大きくはしていなかったが、周囲の音が埋もれてしまうこともなく、しっかりと聞こえた。音質に関してはさすがに、オーディオ用のヘッドホンをベースにしているだけあり、聴きやすい。スポーツの時だけでなく、普段使いとしても問題ない。操作性に関しても問題なし。前面の透明部分はタッチ操作も可能。特に反応が悪くなることもなく、曲の再生や停止、選曲がスムーズに行えた。
ひとつだけ問題があったとすれば、それはiPhone 5に対応していない点。長くなった分少しはみ出てしまい、ヘッドホン端子の位置が変わったことにより、ヘッドホン端子用の穴が使えなくなってしまっている。無理に使おうとするなら、iPhone5を裏返して使うしか無い。なので、今回はAndroid端末を使用。アームバンドにしっかりと収まり、走ったり飛んだりしても、落ちることはほぼない。
使用時は、特に周囲の音が聞こえなくなることもなく、音楽はしっかりと聴けたスポーツ中は周囲の音が聞こえなくなってしまうと、事故の元になってしまうのは事実。そうならないためにも、しっかりと対応したスポーツ用のヘッドホンを付ければ、その心配はなくなると、改めて感じるヘッドホンだ。
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