新しい最高経営責任者(CEO)を迎えた米Yahooが新しい様相を見せている。少なくとも1四半期については、である。
Yahooは米国時間10月22日、第3四半期(9月30日締め)決算を発表した。調整後の利益は1株あたり35セントで、前年同期の21セントから増加した。売上高は12億ドルで、前年同期の12億2000万ドルから減少している。
アナリストらは、Yahooの売上高を約10億8000万ドル、1株あたり利益を25セントと予測していた。
新しく同社の最高経営責任者(CEO)に就任し、今回が就任後初の決算報告となったMarissa Mayer氏は、「Yahooの第3四半期は堅調だった。われわれは検索とディスプレイ関連の売上高が安定していることに手ごたえを感じている」と述べた。「われわれは、Yahooの長期的な成功を確保するための重要な手順を踏んでおり、品質とユーザーエクスペリエンスの向上に焦点を当てたわれわれの取り組みが、広告主、パートナー、そして株主の価値増大につながると確信している」(Mayer氏)
売上高の主な内訳は次のとおり。
7月16日付けでCEOに選任されたMayer氏はこれまでのところ、株価を動かすことはできずにいる。YahooがMayer氏のCEO就任を発表した日に15.65ドルだった同社株価は、それ以来ほとんど動きがなく、10月22日の終値は15.77ドルだった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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