Microsoftの2013会計年度第1四半期(9月30日締め)決算は、「Windows」事業の売り上げが前年同期比で33%減少したことが打撃となり、事前の予想を下回った。売り上げは160億1000万ドル、1株あたりの利益は53セントだった。
決算発表に先立ってアナリストらが予想していた1株あたりの利益は56セントだった。
1年前の同四半期の売り上げは173億7000万ドル、1株あたりの利益は68セントだった。
前年同期と比較した部門別の数字は以下の通り。
決算発表直後における投資家たちの反応としては失望が広がり、株価は時間外取引で1%以上下落した(本稿執筆時点)。
今回の発表は、Microsoftが株式公開後初めて赤字に転落した前四半期の後において最初の決算発表となった。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Ballmer氏は、声明で次のように述べている。「『Windows 8』のリリースはMicrosoftにおける新時代の幕開けだ。われわれが何年もかけて行ってきた投資が今や一体となり、未来の素晴らしいデバイスやサービスを生み出し、当社の顧客、開発者、パートナーにとって計り知れない機会を生み出しつつある」
今回の決算の数字についてMicrosoftは声明の中で、Windows 8の優待購入プログラム、メーカー各社へのWindows 8の事前販売、および「Microsoft Office」スイートのキャンペーンに関連する繰延売上高13億6000万ドルと希薄化後1株あたりの利益0.13ドルを反映したものだと述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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