Microsoftの第4四半期には数多くの動きがあったが、その業績は、「Windows」および「Office」の最新版を含む一連の製品リリースに向けて同社が準備を整えている最中であることを示すものとなった。
Microsoftは米国時間7月19日、同社第4四半期決算(6月30日締め)を発表し、180億6000万ドルの売上高に対して1株あたり6セントの損失を計上したことを明らかにした。その金額には、aQuantive買収に関するのれん減損費用と「Windows」アップグレードプログラム提供に伴う繰延収益5億4000万ドルが含まれる。これらの項目を除くと、Microsoftの売上高は186億ドル、非GAAPベースの利益は1株あたり73セントだった。
ウォール街は、第4会計四半期の売上高を181億2000万ドル、1株あたり利益を62セントと予測していた。
Microsoftの最高経営責任者(CEO)を務めるSteve Ballmer氏は声明で、次の会計年度は同社史上「最もエキサイティングな発表シーズン」になると述べた。2012会計年度全体では、Microsoftの売上高は737億ドル、利益は1株あたり2セントだった。これには、各種費用と繰延収益が含まれる。
Microsoftの各事業部門の業績は、最近の数四半期と変わりなかった。Server and Tools部門の第4四半期売上高は13%増加し、Officeを擁するBusiness Divisionは7%増加した。MicrosoftのEntertainment and Devices Divisionは、主にSkypeを傘下に収めたことに起因して、売上高が20%と大幅に増加した。
予測されていた通り、MicrosoftのWindowsの売上高は第1四半期に13%減少した。「Windows 7」は現在、世界中の企業で使用されるデスクトップの半数以上に搭載されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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