Facebookは8月初め、同社にとって初めてのユーザーのソーシャルなつながりと結びつけられていないモバイル広告を公開した。Facebookが公開時点では試験的なものだとしていたこれらの広告は、サードパーティーの開発者向けで(対象となった開発者数は未公表)、さらに多くの人を自らのアプリケーションに集めるための手段として、モバイル版の「ニュースフィード」に表示される広告枠を購入してもらうというものだ。広告をタップすると「Android」、または「iOS」向け「App Store」の購入ページに誘導される。
そしてFacebookは今回、この「Mobile App Install Ads」をすべての開発者に開放することになった。これによってFacebook上でアプリを広めやすくなるとともに、多くの利益が得られる可能性もある。
FacebookのVijaya Raji氏は同社の開発者向けサイトへの投稿で、「これらの新しい広告を利用すれば、カテゴリを問わずあらゆるサイズのモバイルアプリやモバイルゲームを、規模に応じて適切なオーディエンスにリーチすることができる」と述べた。
Raji氏は投稿の中で、試験導入の際のパートナー各社(Fabのほか、ゲームメーカーのKabamやTinyCoなど)がそれまでよりも広範なオーディエンスへのリーチが可能になり、自社のアプリをインストールする人の数を増やすことに成功したと書いている。例えばTinyCoの場合、他のモバイルチャネルと比較してこの広告のクリックスルー率(CTR)は50%高かったと、Facebookでは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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