niconicoにおける電子書籍配信サービス「ニコニコ静画」では、これまで無料のコンテンツのみの配信となっていたが、124社の出版社と提携し、10月24日より有料コンテンツの配信を開始する。
配信コンテンツは、コミックやライトノベル、写真集など約3万冊。ラインナップには「ONE PIECE」、「宇宙兄弟」、「名探偵コナン」、「図書館戦争」といった広く知られている作品のほか、ニコニコ動画やネットでも話題の作品である「ゆるゆり」、「魔法少女まどか☆マギカ」、「けいおん!」なども用意。配信に先立ち、サイトではすでにリストが公開されている。
なお、角川BOOK☆WALKERの作品は有料コンテンツもすでに配信されており、有料コンテンツの閲覧にはBOOK☆WALKER上でコンテンツを購入する必要があったが、課金システムの導入によりニコニコ静画上でも購入することが可能となる。
iOS版のニコニコ静画アプリに関してもリニューアル。ユーザーインターフェイスを刷新するほか、仮想通貨によるアプリ内課金に対応。また、ストア機能を活用し、アプリ内に公式ストア第1弾として「ジャンプコミックストア」をオープンする。
ブロマガ記事についても、今まではePUBデータの閲覧が可能な電子書籍ビューアのダウンロードが必要となっていたが、10月24日よりニコニコ静画の書籍ビューアで閲覧することが可能となる。
発表会では2013年4月27日と28日に開催されるニコニコ超会議2についても触れられた。チケット情報として、前売り券が1500円、当日券が2000円、2日間通し券は2500円に設定。そして前回のニコニコ超会議では無料エリアと有料エリアに分かれていたが、今回は全ホール有料エリアのみとなる。何かと前回の赤字額が話題となっていたが、川上氏は単純に赤字解消だけが理由ではなく、有料と無料エリアのゲートを作った際に列や混雑が起きてしまったことを踏まえて、混乱を避けるための理由もあると説明した。
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