「Google Play」ストアにアップロードされているアプリケーションは67万5000本以上にのぼるが、開発者らはその手続きにもっともな不満を示している。
開発者らは、現行のシステムではアプリケーションがストアに公開されているかどうかが分かりづらいと述べている。作業の流れの中で、まだ開発者の手元にない可能性のある情報を書き込むように求められる。また、開発者コンソールのデザインは混乱を招く恐れがある。
Googleは米国時間10月15日、開発者に分かりやすいという新しい開発者コンソールで、こういった懸念を払拭しようとしている。
Googleは、公式ブログで次のように述べている。「本質的に、開発者コンソールというのは、世界中にいる数億人の『Android』ユーザーにアプリケーションを公開し、アプリケーションがどのように使われているかを追跡するための手段だ。効率化された公開手順、新しい言語オプション、新しいユーザー評価の統計などが、ユーザーに喜ばれる素晴らしいAndroidアプリケーションを配信するためのより良いツールになることを願っている」
新しいコンソールは外観を一新し、読み込みとナビゲーションが高速化され、各種の新しい分析方法を提供する。図表やグラフも豊富だ。デバイス、国、言語、キャリア、Androidのバージョン、アプリケーションのバージョンなどでユーザーデータを分類したければ、それも可能だ。
旧版のコンソールが持つ機能の中には新版で利用できないものもあるため、Googleは両バージョンを切り替えて使えるようにするという。同社はまた、新版コンソールについて「われわれが将来的に計画している素晴らしい機能の基礎を作る」ものだと述べ、さらなる変更があることもほのめかしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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