英語学習法や英語学習に関する書籍は世の中にあふれていて、自分に合った勉強法を知りたいと思っても、方法を選択する時点でハードルが高いと感じてしまうほどだ。自分の性格と目的に合った学習法や学習のためのアイデアを、とにかくいろいろ知りたいなら、本書が1冊あれば心強い。
TOEICで600点を取りたい、職場でもっとコミュニケーションが取れるようになりたい、洋書をもっと楽しみたいなど、人によって英語学習の目的は異なるだろう。本書には100通りもの方法が列挙されており、さながら選択式コース料理のメニューのようだ。リスニングにはオーディオブック、ライティングには英語日記――のように技能別に組み合わせ学習に取り入れることで、楽しく英語のレベルアップを図れる。
上級者向けには「TEDのプレゼンを真似する」「海外のニュースメディアから情報収集する」など、チャレンジングな方法も提案されている。そのためある程度英語を学んできた人にも、新たなステップへのヒントが得られるだろう。そして、「英語学習」からは卒業して、「英語で学習」できるようになるのを目標にすると励みになりそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス