英語勉強法の本を買ってきては、その時だけがぜんやる気が出て、NHKラジオの英語講座を聞き始めたり、CNNのウェブサイトで英語ニュースを読み始めたりするものの、3日坊主どころか2日坊主に終わる、などという経験は英語に苦しむ人なら覚えがあるだろう。
そんな人に向けて、ブログ「シゴタノ!」の佐々木正悟氏と「Lifehacking.jp」の堀 E. 正岳氏が、英語の勉強を楽しくラクに続けられる工夫を「これでもか!」と大量に提供するのが本書だ。
英語をやり直そうとするときに、いきなり「英語マスター」を目指すのではなく、自分に必要な英語力を知って、その力を身につけるために、楽しくラクな方法で「続ける」ことが大事だという。
楽しく続けるために「英語マンガを100冊読む」「海外輸入ゲームで遊びながら単語を覚える」など、自分が興味を持てる分野を利用する方法は、英語の勉強となると無理に英語のニュースを読まなければいけないという思い込みを覆してくれる。
頭が英語モードになるように「朝一番に思いついた英語をとにかく書いてみる」「英語で4行日記(ブログ)を始める」など、ちょっとしたことを続けていくことの効果が、著者の経験から具体的に書かれていて、これなら、今度こそ英語学習に挫折しないで済みそうだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス