米国時間10月12日の報道によると、米連邦取引委員会(FTC)は、Googleが検索事業における支配的地位を利用して競合各社を妨害しているとして、同社に制裁を加えることを検討しているという。
Reutersがこの件に詳しい情報筋の話として伝えたところによると、FTCの5人の委員のうち4人は、Googleが検索プロバイダー首位としての地位を不正に利用して競争を阻害したと考えているという。
FTCはすでに1年以上にわたって状況を調査しており、今後の対応について11月末から12月初めの間に決定を下す予定だと、この記事は伝えている。
Googleの広報担当者は米CNETに対し、「当社の事業について規制当局に疑問があれば、喜んでお答えする」と述べた。
Googleが米政府の監査に直面することになったとしても、これが初めてというわけではない。FTCは8月、「Safari」における追跡問題でGoogleに2250万ドルの制裁金を科した。この金額は、FTCの制裁金としては過去最大だ。Googleは、追跡から自動でオプトアウトされることをユーザーに確約した後も、同社の広告ネットワーク「DoubleClick」に参加しているサイトを訪問したSafariユーザーのコンピュータ上に広告追跡用クッキーを配置していた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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