長い間うわさされてきたAppleの「iPad mini」があと2週間足らずで発表になると、新たな報道が伝えている。
All Things Digitalが米国時間10月12日に情報筋の話として報じたところによると、AppleはiPad miniを発表する特別な報道向けイベントを10月23日に開催する計画であるという。この報道に続き、iMore、The Loop、The New York Timesも同開催日が正当であると述べている。
Appleが小型「iPad」の発表を計画しているといううわさは、数カ月前から飛び交っている。より最近の報道では、Appleが9月に発表することを望んでいたが、製造上の問題に起因して発表を遅らせたとされている。23日の発表日は、Appleの四半期決算発表の2日前に当たるとともに、ニューヨークで開催予定のMicrosoftの「Windows 8」発表イベントの3日前に当たる。
広くうわさされてきたiPad mini(正式名は不明)は、7.85インチのディスプレイとAppleが新しく採用した「Lightning」コネクタが搭載されると予想されている。Appleがこれまでのやり方を継承するとすれば、iPad miniは発表から数週間以内に顧客に提供されることになる。報道によると、同社は、第4四半期に向けて最大1000万台の小型iPadを製造中であるという。
iPad miniが販売開始になれば、その時点でGoogleの「Nexus 7」とAmazonの「Kindle Fire」に真っ向から対抗することになる。これらの端末はいずれも、7インチレンジのディスプレイを搭載し、Appleの新しい「iPad」といったより高性能の端末と比べて格段に安価である。そうしたことから、iPad miniは新しいiPadと比べてはるかに安くなると見られているものの、価格は明らかになっていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」