Appleは、同社の人気の高いポータブルデバイス群に搭載するプロセッサの供給元として、サムスンを利用している。Appleはサムスンの従業員のことも大変気に入っているようだ。
The Wall Street Journal(WSJ)の報道によると、6月にチーフシステムアーキテクトとしてサムスンに入社したJim Mergard氏がAppleで働くためにサムスンを去ったという。Mergard氏はAdvanced Micro Devices(AMD)に16年間勤務し、バイスプレジデントとチーフエンジニアを務めた。
チップ市場の一部の大手企業は舞台裏で人材の奪い合いを繰り広げているが、今回の動きはその最新のものだ。AMDは8月上旬、元AppleチーフアーキテクトのJim Keller氏を雇用し、元AppleハードウェアチーフのMark Papermaster氏直属のコーポレートバイスプレジデント兼チーフアーキテクトに抜擢した。その1カ月前にはAMDのチップ設計者John Bruno氏がAMDを退職し、システムアーキテクトとしてAppleに入社している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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