Appleの「iOS 6」用地図アプリが激しい批判を浴びる中で、Googleはモバイル向け地図の支配を強めようとしている。
AllThingsDによると、Googleは今週、モバイル向けウェブアプリ「Google Maps」で「Street View」画像を利用できるようになることを発表する予定だという。このニュースは、AllThingsDのWalt Mossberg氏による「Android」向けGoogle Mapsのレビュー内に掲載されている。
Mossberg氏は、さらに次のように述べている。
「Googleは米国時間10月4日、Appleの地図では利用できない、人気の高いStreet Viewの機能を、『iPhone』および『iPad』からアクセスできるウェブ版Google Mapsに追加することを発表する予定だ。筆者がGoogleから得たサンプルリンクを使用してこの追加機能をテストしたところ、選択した場所の360度のストリートビュー写真や一部店舗の内部写真が表示された。これらのリンクはきちんと機能しており、筆者はさまざまな場所を見たり、指を使って地図を上下左右に動かしたりすることができた」(Mossberg氏)
Appleが最新のiOS 6からGoogle Mapsを削除する決定を下し、事実上、顧客に同社独自のネイティブアプリの使用を強制したことを受けて、多くのユーザーが不信感を募らせた。Appleの「Maps」については、不正確なデータや詳細情報の欠如、ゆがんだ画像、誤った道案内といった不満が挙がっている 。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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