iPhoneアプリに特化したクチコミサイト「Appliv」を運営するヴォラーレは9月18日、アプリの利用状況をテーマにしたネットリサーチの結果を発表した。全国の20歳以上の男女500人を対象に8月21~24日に調査した。
無料アプリを「ダウンロードしたことがない」との回答が7.0%であったのに対し、有料アプリを「ダウンロードしたことがない」が63.4%を占めている。無料アプリの質も良く、種類も豊富にあるため、無料アプリで十分に満足していると分析している。
有料アプリをダウンロードしたことがある、ユーザーが利用した合計金額は「500円未満」が34.4%でトップ。「1000~5000円」が24.6%で2位、「500~1000円」が21.9%で3位となっている。有料アプリは数十円のものからあり、課金した金額は500円未満が約3割と少額が多いという。
アプリ内課金サービスでも「利用したことがない」が83.0%と圧倒的。回答者の世帯年収で比較すると、アプリ内課金サービスを「利用したことがない」という回答は世帯年収1000万円未満が74.8%であるのに対し、世帯年収1000万円以上は91.2%という結果となり、世帯年収が低いほどアプリ内課金サービス経験が多い傾向と分析としている。
アプリ内課金サービスを利用した経験があるユーザーに、利用した合計金額を聞くと「500~1000円」が30.6%で1位、「1000~5000円」が27.1%で2位、「500円未満」が23.5%で3位という結果になっている。有料アプリの金額に比べて、アプリ内課金サービスを利用した合計の金額の方がやや高い。アプリ内課金を利用する場合、数百円単位のものが多いことから、このような結果になったのかもしれないとしている。
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