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「iPhone 5」が4G LTEをサポートする可能性は?--アナリストがマイナス面も指摘

Brooke Crothers (Special to CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年09月12日 16時42分
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 「iPhone 5」は4G LTEテクノロジに対応すると予想されているが、最高経営責任者(CEO)のTim Cook氏が2011年、LTEを採用しなかった理由として言及した「妥協しなければならない点」のすべてにAppleが対処できるのかどうかについて、あるアナリストが疑問を持っている。

 Appleが次期iPhoneに関していくつかの妥協をしない限り、LTEを提供できる可能性は低い、とForward ConceptsのプリンシパルアナリストであるWill Strauss氏は述べた。Forward Conceptsは、無線通信チップを含むさまざまなチップテクノロジを対象に扱う市場調査会社だ。

 4G LTE対応携帯電話は、バッテリ持続時間が短いことで有名である。

 Strauss氏は、「第一に、そのチップはLTEだけでなく3Gにも対応しなければならない。そして、それはW-CDMAやCDMA、1xEV-DOHSPA+のような規格を意味する」と述べた。

 「率直に言って、そのようなチップを提供できる企業は、地球上でQualcommだけだ。(しかし)電力消費量は決して自慢できるものではない」(同氏)

 Strauss氏は話を続け、「利点ばかりのものなどない。素晴らしい動画とユーザーが欲するあらゆるものの高速化を手に入れられるが、それと引き替えに失うものもある」と付け加えた。

 とはいえ、同氏は、Appleが進歩を遂げた可能性は高いと考えている。「何らかの進歩があったことを私は確信している。そして、それは単にシリコンが改良されたというだけではないだろう。電力最適化や電力管理といったテクノロジは、絶対に必要なときのみに電力を消費するという仕組みを可能にする」(同氏)

 Cook氏は2011年4月、Appleの決算発表電話会議の中で、iPhoneとVerizonに言及した。

 「皆さんも出荷された製品を見れば、このことが分かると思う。第1世代のLTEチップセットは、携帯端末の設計面で多くの妥協を余儀なくさせる。そして、それらの妥協のいくつかは、われわれが実行してもいいと思えるものではない」(Cook氏)

 Appleの「Retina」搭載「iPad」の一部モデルは4G LTEをサポートしているが、そのデバイスはサイズが大きいので、比較的大型のバッテリを搭載できる。それは、LTE搭載iPhoneには当てはまらない。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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