Intelは米国時間9月7日、2012年第3四半期の売り上げが予測を下回る見込みだと発表した。
Intelは声明で、売り上げが132億ドル(プラスマイナス3億ドル)になるとの見通しを示した。これまでの予測は138億〜148億ドルだった。
Intelは「厳しいマクロ経済環境において、期待したほど需要が伸びていない」現状を指摘した。一方で、顧客は在庫を減らしているという。具体的に、Intelは次のように述べている。
これまでの予測に対し、顧客は第3四半期の在庫においてサプライチェーンの在庫を通常の増加水準より減らしている。企業向けPC市場セグメントは軟調で、新興市場の需要は減速している。データセンター事業は予測した水準に達しつつある。
Intelは第3四半期における粗利益率の予測を、これまでの63%から62%に下方修正した。また、設備投資額は予測を下回る見込みだという。
ウォール街は、Intelの第3四半期の売り上げを142億ドル、1株あたりの利益を60セントと予想していた。
今回Intelが売上高予測を下方修正する前には、DellとHewlett-Packard(HP)が消費者向けPCの売り上げが低調だったことを明らかにしていた。Intelにとってさらに心配なのは、新興市場の需要が低いことだ。Intel、Dell、HPはいずれも、新興市場の売り上げが減少傾向にあると指摘した。特に中国は、予想を下回る経済成長率が報告されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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