米CNETは、ソニーが早ければ8月中にも「Windows 8」を搭載したコンバーチブルタブレットを発表するとの情報を得た。
情報筋が匿名を条件として米CNETに語ったところによると、Pocketnowというウェブサイトで米国時間8月27日に紹介されたデバイスは確かに存在しているという。Pocketnowには「VAIO Duo 11」という名称の、ノートPCとしても使用できるコンバーチブルタブレットの画像が複数掲載されている。
Pocketnowに掲載されている流出画像に関して同情報筋が述べたところによると、ソニーはVAIO Duo 11をIFA2012エレクトロニクスショーで披露する予定だという(また、ニューヨークでのプレスイベントも行われる可能性がある)。IFA2012エレクトロニクスショーは、ベルリンで現地時間31日から開催される。
詳細はほとんど明らかになっていないものの、米CNETが得た情報によると、VAIO Duo 11は11インチのタッチスクリーンを搭載しており、タブレットモードで使用中にディスプレイの上部を引っ張り上げるだけでノートPCとして使用できるようになるという。また同情報筋は、VAIO Duo 11が前面カメラと背面カメラ、バックライト付きキーボードを備えており、Wi-FiやBluetooth、NFCで接続できるようになっていると述べている。さらにVAIO Duo 11は、Pocketnowに掲載されている流出画像から分かるように、スタイラスでも使用できるようになっている。
同情報筋は、このコンバーチブルタブレットが「Intel Core i5」を搭載する可能性(よりパワフルなプロセッサを搭載する可能性もある)を示唆するとともに、販売地域によって異なったプロセッサを搭載する戦略が採用される可能性についても言及している。VAIO Duo 11にはWindows 8が搭載されることになるだろうが、ARMプロセッサ版が製品化される場合には「Windows RT」搭載モデルも発売される可能性がある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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