Appleは「OS X」のメジャーアップグレード版をリリースした後、すぐにアップデートをリリースして、同ソフトウェアで真っ先に検出された顕著なバグの一部を修正するのが常である。このアップデートがリリースされるまでの期間はこれまで、13日(「Snow Leopard」の場合)から26日(「Lion」の場合)の間だったが、「Mountain Lion」では最初のリリースから約1カ月が経過して、最初のアップデートがリリースされた。このアップデートでは、Thunderboltのオーディオノイズや「Mail」アカウントの不具合といった問題が修正されている。
「OS X 10.8」に対して報告されている問題の1つに、Thunderboltベースの端末を使用する場合のオーディオノイズがある。時間の経過とともに、該当するシステムにおけるオーディオ出力が引っかくような音となり、ノイズが多くなる。これに対処するには、オーディオアプリケーションを停止して再起動するか、オーディオドライバを再初期化する必要がある。また、企業の「Active Directory」ドメインを介して管理されているアカウントを使用する場合にAppleのMailプログラムに問題があることも、一部のユーザーによって指摘されている。その他に、一部の構成で使用する場合にバッテリ持続時間が短いという問題も報告されている。
今回のアップデートには、Mail、「QuickTime Player」、ストレージとI/Oのパフォーマンスと実装(オーディオを含む)、バッテリ電源管理に関するパッチが含まれている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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