Facebookは「iOS」アプリケーションのアップデート版をリリースした。同社によると、これまでよりも2倍応答が速くなっているはずだという。
Facebookが「ゼロから構築し直した」とする今回の新しいアプリケーションは、すばやく起動し、記事がスムーズにスクロールし、写真が瞬時に読み込まれると同社はブログ投稿で述べた。
つまり、「iPhone」や「iPad」を使用してFacebookを閲覧したいと考えるユーザーにとって、ユーザーエクスペリエンスの改善を意味する。
米国時間8月23日にダウンロード提供が開始された今回のアップデート版では、1回のタップでアップデートや写真が閲覧できるようになっている。
今回のアップデートは、Facebookにとってどうしても必要なものだったようだ。同アプリケーションは苦痛なほど遅いことで知られていた。それはモバイルアプリケーションには致命的な問題である。
FacebookがiOSアプリケーションに注意を払ったのは賢明なことである。モバイル市場における同社の弱みはしばしば批評家らに指摘されている。特にインターネット企業には、急速に成長するモバイル市場で収益を上げるための手段が必要だからである。
今回のアップデートで本当にユーザーエクスペリエンスが改善されたのならば、Facebookは閲覧ユーザーが増え、広告主らにとって魅力的なプラットフォームになる可能性もある。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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